発売されて以来、大人気で売り切れも続出する山口県の日本酒の天美。もう飲んだよって人もいるかもしれませんが、まだまだ飲んだことがない人も「天美」という日本酒の名前を知らない人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、2018年に児玉酒造から長州酒造に社名を変え、オーナーが変わったばかりの酒蔵なんです。しかも、2020年11月に日本酒を発表したばかりなのにフルーティーな味や開封後の変化が評判を呼び売切れ続出。
しかし、新しい日本酒って値段もそこそこするだけに買うのに勇気がいりますよね。そこで、僕が代わりに天美 純米吟醸生原酒と天美 純米吟醸にごり生の2種類を飲み比べてレビューします。日本酒好きから日本酒初心者まで楽しめるお酒なので、ぜひ最後まで読んでみてください!
フルーティーな甘みとガス感ある酸味がうまい天美 純米吟醸 生原酒

天美 純米吟醸 生原酒は通称「白天」と呼ばれる日本酒 。2期目となる2021年の天美 純米吟醸 生原酒は、一口飲むとフルーティーなブドウのような甘みと酸味がバランスよく重なり、フレッシュ感というかガス感と表現したらいいのかここでキレが出てるんです!
原酒でありながら15%というアルコール度数は昔ながらの日本酒を想像しているなら真逆の感想になり、いい意味でアルコール感がない!
うまい、うまい!!!
ホント、ベタな表現で申し訳ないですが本当においしいんです♪
「日本酒はちょっと苦手」というあなたに1度は飲んでもらいたいお酒です!!!
まちがいなく日本酒の概念が変わる姿が目に映りますよ。
4合瓶で1760円、1小瓶で3300円と比較的に買いやすい値段設定なのもうれしいですよね。
柔らかい甘さで酸味がバランスをとるおいしい天美 純米吟醸にごり生

天美 純米吟醸 にごり生は通称(白天のにごり生)と呼ばれています。天美 純米吟醸 にごり生は、うっすらした甘味にガス感ある微発砲な酸味でバランスをとる日本酒です。天美 純米吟醸 生原酒に比べてフルーティーさは抑えられているものの、にごり酒独特の甘みと米の旨味がある。それでいてスッキリした飲み口なのが流石となりました!
甘くなり過ぎず、キレがあり過ぎず、微妙なバランスを見事に演出する 天美 純米吟醸 にごり生、こちらも負けじとおいしいお酒ですよ♪
価格は4合瓶で1980円と少しだけ高くなりますが、にごり酒が好きであれば1回は飲むべき1本です!
天美(TENBI)は開封後の日数で味が変化する日本酒

天美 純米吟醸 生原酒、 天美 純米吟醸 にごり生、どちらのお酒がというより天美(TENBI)というお酒は今のところ天美 特別純米酒と期間限定の 天美 特別純米生原酒の4種類があるのですが、天美すべての特徴は開封後の日数によって味が変化します。
空けた初日は微発砲のようなガス感がありインパクトある味で、開封後3日目くらいからガス感が抜けてまろやかな飲み口に変化していく。1本で2つの味が楽しめる日本酒なんです!
この味変だけでも味わってみる価値あり♪
結局はどちらを購入したらいい?
天美 純米吟醸 生原酒・天美 純米吟醸 にごり生のどちらを購入すればいいかと聞かれると、好みなんでなんとも言えませんとなるんですが、TENBI初体験で選ぶなら天美 純米吟醸 生原酒がオススメです!
もちろん、にごり生もおいしいのですが、一口目の感動が天美 純米吟醸 生原酒の方が個人的に圧倒的に大きかったからです。 本当はどちらも飲んでほしいのですが、あえてを選ぶとこうなりました。
他にも黒天と呼ばれる天美 特別純米酒もあるので、また紹介しますね♪

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